9月2日ちゃげ杯

今日はちゃげさンポルチャさん主催の身内向けドラフト、通称「ちゃげ杯」に参加してきたよ。
以下、その簡易レポート等をば。
 
使用パックは「時のらせん」「次元の混乱」「未来予知」各1パック。
参加者は ちゃげさン、ポルチャさん、ECDAさん、KA/gwさん、parkさん、私 の計6名。いわゆる6ドラでした。
 
ドラフト1回目
引き分け、勝ち(1−0−1)で2位。
「時のらせん」初手《グリフィンの導き/Griffin Guide(TSP)》ピック、2手目《版図の踏みつけ/Tromp the Domains(TSP)》、3手目《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider(TSP)》、「次元の混乱」初手《野生のつがい/Wild Pair(PLC)》で、その後も緑と白のカードがそれなりに流れて来たため緑白タッチ赤デッキを組んだところ、上家のparkさんも《幽体の魔力/Spectral Force(TSP)》《肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver(TSP)》《サマイトの守護者オリス/Oriss, Samite Guardian(FUT)》等を確保しており、緑白が丸被りだったという罠!
とはいえ緑と白をピックしていた人数が少なかったので、それなりのデッキが完成。ただ、ファッティが《カヴーの上等王/Kavu Primarch(FUT)》と《幻影のワーム/Phantom Wurm(TSP)》くらいしかおらず、フィニッシュが《グリフィンの導き》《版図の踏みつけ》《野生のつがい》頼みなのがネックでした。
 
● 使用したデッキ ●

<クリーチャー:15枚>
《第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride(FUT)》
《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer(FUT)》
アムローの求道者/Amrou Seekers(TSP)》
《ナントゥーコのシャーマン/Nantuko Shaman(TSP)》
《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》
《塩平原の世捨て/Saltfield Recluse(PLC)》
《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》2枚
《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser(FUT)》
《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider(TSP)》
《淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm(PLC)》2枚
《カヴーの上等王/Kavu Primarch(FUT)》
《巨大埃バチ/Giant Dustwasp(PLC)》
《幻影のワーム/Phantom Wurm(TSP)》
 
<その他の呪文:7枚>
ユートピアの誓約/Utopia Vow(PLC)》
《流動石の抱擁/Flowstone Embrace(FUT)》
《グリフィンの導き/Griffin Guide(TSP)》
《野生のつがい/Wild Pair(PLC)》
《狩りの興奮/Thrill of the Hunt(TSP)》
《秋の際/Edge of Autumn(FUT)》
《版図の踏みつけ/Tromp the Domains(TSP)》
 
<<土地:18枚>
《平地/Plains》8枚
《森/Forest》9枚
《山/Mountain》
 
〜サイドボードとして使用したカード〜
《ヴェク追われの占い師/Augur il-Vec(FUT)》2枚
 

 
1マッチ目はKAさんの青赤と対戦。
1戦目は《現実のストロボ/Reality Strobe(FUT)》や《ヴェンセールの拡散/Venser's Diffusion(FUT)》でテンポを取られ、《コー追われの浸透者/Infiltrator il-Kor(FUT)》に殴られ続けて負け。
2戦目は《版図の踏みつけ》でライフを追い詰めたところでクリーチャーを除去され、攻め手が《塩平原の世捨て》のみになったが、《グリフィンの導き》をトップデッキして勝利。
時間切れになったので3戦目は無しで、マッチとしては引き分けでした。
 
2マッチ目は上家のparkさんとの対戦。
1戦目は序盤《グリフィンの導き》で攻めるも、parkさんに《幽体の魔力》と《肺臓スリヴァー》を引かれて負け。
2戦目は《幽体の魔力》を《ユートピアの誓約》で止めた後に《野生のつがい》でクリーチャーを並べて勝ち。
3戦目は《幽体の魔力》と《サマイトの守護者オリス》を出されたが、《野生のつがい》で耐えている内に3色そろった上に《版図の踏みつけ》をトップデッキして勝ち。
何このパワーカードを沢山引いた方が勝つゲーム?「遊☆戯☆王」かよ!?
 
そして全勝者がちゃげさン一人だけになったため、ドラフト1回目は2マッチで終了。
パワーカードは多数あったがデッキのバランスが悪かったので、1勝1分という成績は良かった方カナーというところ。
ちなみにちゃげさンはほぼ《分解/Disintegrate(TSB)》のみで勝利したそうで。
何(中略)「遊☆戯☆王」かよ!?いやむしろ俺が遊戯ボーイだ!ウヒョウ!!
 
ドラフト2回目
勝ち、負け、勝ち(2−1−0)で3位。
カードパワーが全般的に低く、色主張が難しいドラフトでした。
そんな中、私は「時のらせん」の中盤以降で《ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal(TSB)》《早すぎる埋葬/Premature Burial(TSP)》《サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller(TSP)》《明日への探索/Search for Tomorrow(TSP)》等を確保して緑黒へ。
結果から言えば上のちゃげさンとは黒が、下のKAさんとは緑が被ってしまったものの、《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer(FUT)》2枚を始めとする2マナ以下の優秀なカードが多数あり、更に《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》や《デッドウッドのツリーフォーク/Deadwood Treefolk(PLC)》といったカードアドバンテージエンジンも確保できたため、水準レベルのデッキは組めた感じ。
ただし、ファッティが1回目のドラフトよりも更に少ないため、《石化の囲い/Petrified Plating(FUT)》と《ダークスティールの駐屯地/Darksteel Garrison(FUT)》でクリーチャーのサイズを底上げしなければならなかった点と、黒を使っている割には除去が2枚しか取れなかった点は辛いところ。
 
● 使用したデッキ ●

<クリーチャー:16枚>
《ウークタビー・ドレイク/Uktabi Drake(PLC)》
《サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller(TSP)》
《カヴーの捕食者/Kavu Predator(PLC)》2枚
《暗心スリヴァー/Darkheart Sliver(PLC)》
《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer(FUT)》2枚
《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》
《肉捻り/Fleshwrither(FUT)》
《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(FUT)》
《カヴーの上等王/Kavu Primarch(FUT)》
《ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal(TSB)》
《吐毒スリヴァー/Spitting Sliver(PLC)》
《通りの悪霊/Street Wraith(FUT)》
機械仕掛けのハイドラ/Clockwork Hydra(TSP)》
《デッドウッドのツリーフォーク/Deadwood Treefolk(PLC)》
 
<その他の呪文:8枚>
ダークスティールの駐屯地/Darksteel Garrison(FUT)》
《石化の囲い/Petrified Plating(FUT)》
《早すぎる埋葬/Premature Burial(TSP)》
《インプの悪戯/Imp's Mischief(PLC)》
《秋の際/Edge of Autumn(FUT)》2枚
《滑る胆液/Ichor Slick(FUT)》
《明日への探索/Search for Tomorrow(TSP)》
 
<土地:16枚>
《沼/Swamp》7枚
《森/Forest》9枚
 
〜サイドボードとして使用したカード〜
《吸血の絆/Vampiric Link(PLC)》2枚
《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》
 

 
1マッチ目はKAさんの緑赤タッチ白黒(《収穫するものテネブ/Teneb, the Harvester(PLC)》)と対戦。
1戦目はこちらが4ターン目まで動けなかったところを《炎の刃のアスカーリ/Blazing Blade Askari(TSP)》2体と火力及び《粗暴な力/Brute Force(PLC)》で撲殺される。
2、3戦目はともに《パーディック山のドラゴン/Pardic Dragon(TSP)》を出されたものの、《ヴァティ・イル=ダル》+大量のクリーチャーで押し切った。
 
2マッチ目はparkさんの大量の除去と《虚空/Void(TSB)》入り赤黒と対戦。
1戦目はこちらのクリーチャーの大半がスペルや相打ちで除去され、こちらの《通りの悪霊》とparkさんの《溶鉄の火の鳥/Molten Firebird(PLC)》でのダメージレースになったが、1ターン差で及ばず敗北。
2戦目もこちらのクリーチャーの大半が除去され、更に《ラースのわな師/Rathi Trapper(PLC)》《蠢く肉裂き/Drudge Reavers(TSP)》《溶鉄の火の鳥》等で防御を固められ、あまつさえこちらのクリーチャーの5分の2が山札の残り10枚に固まっていたので、parkさんのライフを削り切る前に山札が尽き屈辱にまみれて俺死亡。
しかし除去の少なさが響いて削り切れなかった感じなので、この負けは仕方がない。
 
3マッチ目はポルチャさんの青赤タッチ白(《報復するものオロス/Oros, the Avenger(PLC)》)と対戦。
1戦目は序盤2マナのクリーチャーを展開できなかったところに《幽霊火/Ghostfire(FUT)》や《ヴェンセールの拡散》でテンポを取られ、更に《ソーンウィールドの射手》を《神話送り/Spin into Myth(FUT)》で除去されて、《歪んだ爪の変成者/Crookclaw Transmuter(TSP)》に撲殺される。
2戦目はテンポ良くクリーチャーを並べて攻めるも、《幽霊火》や《シヴ山の隕石/Shivan Meteor(PLC)》でクリーチャーを除去され、《報復するものオロス/Oros, the Avenger(PLC)》を出されてピンチに。しかし《デッドウッドのツリーフォーク》で回収する等してクリーチャーの数を増やしていき、最後は数にものを言わせて押し切った。
3戦目は《秋の際》×2→《ソーンウィールドの射手》→《カヴーの捕食者》→《ウークタビー・ドレイク》という理想的な展開をし、更に《インプの悪戯》《滑る胆液》《早すぎる埋葬》を連続して引いてポルチャさんの盤面を壊滅させ勝利。流石にこれは運が良過ぎたと思うのよー。
 
明確な弱点(前述の「辛いところ」)があるせいで3勝は無理なデッキだったと思うので、2勝1敗という成績には特に不満なし。
むしろカードパワーの低さとそれに伴う色主張の難しさのせいで必要なカードをピックしにくく、みんな苦しい戦いを強いられていた―――たとえばparkさんのデッキには《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》2枚が入らざるを得なかったり、ポルチャさんはタッチカラーの白のクリーチャーを入れざるを得なかったり―――状況下では頑張った方かも知れない。
そして優勝は卓上の白をほぼ独占し、白単デッキを組み上げたECDAさんでした。
 
感想等
普段はMagic Onlineでばかりドラフトをしてるので、久しぶりにオフラインのドラフトができて楽しかったですよ。
やはりわいわい話をしながらできるのは良いですなー。
 
今回のその他
・「レイザー(剃刀)」の2巻と4巻でドン・カッシーニが2度死んでることを確認
・みんなで「ライフを1,000払うことができる(ニヤリ)」「サレンダーするなら右右A」を連呼
・カード名:エネミーコントローラー/Enemy Controller
 マナコスト:(黒)(黒)(黒)
 カードタイプ:ソーサリー
 テキスト:あなたは3点のライフを支払うことができる。