モーニングタイド プレリリースパーティ

もうずいぶん時間が経っちゃったけど、モーニングタイドのプレリリースパーティーに参加してきたよ。
7割くらいレポを書いたところで間違って消してム、ムックーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!な感じになったので結果だけー。

ローウィントーナメントパック×1+モーニングタイド×3使用、参加者15人のスイスドロー4回戦で、青白タッチ赤のデッキを組んで4−0で優勝したよ。
わぁい。

以上!!

AvP2 プロ(ネタバレ多数)

いやーこっちのブログを放置し過ぎた!
とはいえ、Magicの方は『モーニングタイド』のプレリリースまでこれといったネタがなさそうなので ―― 一応、再びアライアンスのブースターパックを入手したので、近々またアイスエイジブロックのドラフトができるかもしれないけど ―― 最近見た映画『AvP2 エイリアンズ VS. プレデター』の話でも。
ネタバレを多数含むので、大丈夫な人のみ下の「続きを読む」をクリッコしてね。
 

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ローウィンドラフト環境での《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》は《銀エラの消し去り/Silvergill Douser(LRW)》

タイトルのとおり、ドラフトでの《銀エラの消し去り/Silvergill Douser(LRW)》はぶっ壊れてるねー君たち(ウメハラ氏風に)。
《銀エラの消し去り》→《紙ひれの悪党/Paperfin Rascal(LRW)》→《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra(LRW)》とプレイされるだけでアタックもブロックもできなくなっちゃいますよ?

日本語版を見て「マーフォークの数またはフェアリーの数」と勘違いしスルーしていたとは、この海のリハク一生の不覚!!正しくは「マーフォーク及びフェアリーの総数」なのね。
日本語は難しいのうあんちゃんギギギ……。

まうまう

《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》と!
《虚空の大口/Void Maw(CSP)》と!
《巣立つ大口獣/Fledgling Mawcor(TSP)》と!
《大火口のカヴー/Firemaw Kavu(TSP)》と!
《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》を組み合わせた!
まったく新しい『大口デッキ』を考えたが、当然組む気はない。
 

ローウィンのトークンカードについて

ローウィンのブースターパックにはルール説明カードかトークンカードのどちらかが1枚付いてくるわけなんですが、この中で「アバタートークン」だけは異様に出現率が低いんですな。
カードショップで高額買い取りしてて驚いちまいましたよ。
 
どうも《Super Secret Tech(UNH)》並か、それ以下の封入率の模様。
ヤフーオークションで1000円超えしてるのはすげえなあ……。

ローウィン プレリリースパーティー

先週のプレリリーストーナメントに引き続き、10月6日(土)にローウィンのプレリリースパーティに参加してきました。以下、そのレポートをば。
参加者が18名のスイスドロー4回戦で、KA/GWさん、parkさん、The「TY」さん、蛭蛙さんにご同行いただきました。
 
カードプール
※参考:ローウィン カードリスト

<白:クリーチャー14枚、その他4枚>
《ゴールドメドウの身かわし/Goldmeadow Dodger(LRW)》
《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》
《キンズベイルの散兵/Kinsbaile Skirmisher(LRW)》
《水流を読む者/Judge of Currents(LRW)》
《薄れ馬/Wispmare(LRW)》
《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight(LRW)》
《鳥の変わり身/Avian Changeling(LRW)》
《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant(LRW)》2枚
《キンズベイルの勇士、ブリジッド/Brigid, Hero of Kinsbaile(LRW)》
《チドリの騎士/Plover Knights(LRW)》2枚
《歩哨の樫/Sentry Oak(LRW)》
《住処見張りの巨人/Lairwatch Giant(LRW)》
 
《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight(LRW)》
《熟達した戦い/Battle Mastery(LRW)》
《花粉の子守唄/Pollen Lullaby(LRW)》
《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft(LRW)》
 
<青:クリーチャー8枚、その他6枚>
《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling(LRW)》
《銀エラの消し去り/Silvergill Douser(LRW)》
《紙ひれの悪党/Paperfin Rascal(LRW)》
《川床の水大工/Streambed Aquitects(LRW)》2枚
《メロウの先触れ/Merrow Harbinger(LRW)》
《墨深みの潜り手/Inkfathom Divers(LRW)》
《ワンダーワインの預言者/Wanderwine Prophets(LRW)》
 
《西風の網/Zephyr Net(LRW)》
《魅惑的な一瞥/Captivating Glance(LRW)》
《思案/Ponder(LRW)》
《ヴェリズ・ヴェルの翼/Wings of Velis Vel(LRW)》
《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LRW)》
《妖精の計略/Faerie Trickery(LRW)》
 
<黒:クリーチャー8枚、その他5枚>
ベラドンナのとげ刺し/Nightshade Stinger(LRW)》
《傷負いのツタ育て/Scarred Vinebreeder(LRW)》
《泥棒スプライト/Thieving Sprite(LRW)》
《ツキノテブクロの選別者/Moonglove Winnower(LRW)》
《夢棄ての魔女/Dreamspoiler Witches(LRW)》
《茨歯の魔女/Thorntooth Witch(LRW)》
《沼のチンピラ/Bog Hoodlums(LRW)》2枚
 
《フェアリーの嘲り/Faerie Tauntings(LRW)》
《ボガートの誕生の儀式/Boggart Birth Rite(LRW)》
《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》2枚
《眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending(LRW)》
 
<赤:クリーチャー10枚、その他3枚>
《ボガートの食料隊/Boggart Forager(LRW)》
《炎族の喧嘩屋/Flamekin Brawler(LRW)》
マムシ杖のボガート/Adder-Staff Boggart(LRW)》
《臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevil(LRW)》2枚
《泥デコの松明走り/Mudbutton Torchrunner(LRW)》
《巨人の先触れ/Giant Harbinger(LRW)》
《雷雲のシャーマン/Thundercloud Shaman(LRW)》
《断層削り/Faultgrinder(LRW)》2枚
 
《タール火/Tarfire(LRW)》
《ごたごた/Hurly-Burly(LRW)》
《踏み潰し/Crush Underfoot(LRW)》
 
<緑:クリーチャー7枚、その他3枚>
《巣穴滅ぼしのエルフ/Warren-Scourge Elf(LRW)》
《葉光らせ/Leaf Gilder(LRW)》
《戦杖の樫/Battlewand Oak(LRW)》
《茨角/Briarhorn(LRW)》
《雲冠の樫/Cloudcrown Oak(LRW)》
《清廉潔白な判事/Immaculate Magistrate(LRW)》
《沼うろつきのトネリコ/Bog-Strider Ash(LRW)》
 
《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush(LRW)》
《ツキノテブクロの毒/Lace with Moonglove(LRW)》
《根組み/Rootgrapple(LRW)》

<多色:クリーチャー1枚>
《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide(LRW)》
 
アーティファクト:1枚>
《放浪者の小枝/Wanderer's Twig(LRW)》
 
<土地:5枚>
《鮮烈な小川/Vivid Creek(LRW)》
《鮮烈な湿地/Vivid Marsh(LRW)》2枚
《鮮烈な林/Vivid Grove(LRW)》
《吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow(LRW)》
 
以上、計75枚
 

 
《キンズベイルの勇士、ブリジッド》と《チドリの騎士》2枚を始めとして、白のクリーチャーが極めて強力。また、青はマーフォークのシナジーが強く、黒は《名も無き転置》2枚と《眼腐りの終焉》を擁し、赤には軽量クリーチャーと全体除去の《雷雲のシャーマン》があり、緑も《茨角》と《清廉潔白な判事》というぶっ壊れたカードを有し、更には多色サポートカードも5枚あるという、全体的に優秀でデッキの組み方によっては全勝も狙えるパック。
そんな中、私が組んだデッキは以下のとおり。
 
使用したデッキ

<クリーチャー:15枚>
《キンズベイルの散兵/Kinsbaile Skirmisher(LRW)》
《薄れ馬/Wispmare(LRW)》
《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight(LRW)》
《鳥の変わり身/Avian Changeling(LRW)》
《泥棒スプライト/Thieving Sprite(LRW)》
《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant(LRW)》2枚
《キンズベイルの勇士、ブリジッド/Brigid, Hero of Kinsbaile(LRW)》
《ツキノテブクロの選別者/Moonglove Winnower(LRW)》
《夢棄ての魔女/Dreamspoiler Witches(LRW)》
《茨角/Briarhorn(LRW)》
《清廉潔白な判事/Immaculate Magistrate(LRW)》
《チドリの騎士/Plover Knights(LRW)》2枚
《歩哨の樫/Sentry Oak(LRW)》
 
<その他の呪文:7枚>
《放浪者の小枝/Wanderer’s Twig》
《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft(LRW)》
《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》2枚
《眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending(LRW)》
《ツキノテブクロの毒/Lace with Moonglove(LRW)》
《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush(LRW)》
 
<土地:18枚>
《平地/Plains》10枚
《鮮烈な湿地/Vivid Marsh(LRW)》2枚
《吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow(LRW)》
《沼/Swamp》2枚
《鮮烈な林/Vivid Grove(LRW)》
《森/Forest》2枚
 
〜サイドボードとして使用したカード〜
《沼/Swamp》
《沼うろつきのトネリコ/Bog-Strider Ash(LRW)》
 

 
白の優秀なクリーチャーと黒の除去を中心に、緑の強力カード《茨角》&《清廉潔白な判事》をタッチした単純なデッキ。
ただ、2マナ以下のカードが少なく全体的に重いので、軽いクリーチャーで速攻を仕掛けられると辛い構成になってしまった。後になって考えると、1色目の白はいいとして、2色目を赤、3色目を黒にし、軽クリーチャーと軽除去がより多めのデッキにすべきだった。
なお、《吠え歯のうろ穴》を投入したのは完全にミス。「タップ状態で場に出る」という点を見逃していた。そのせいで、毎試合サイドボードアウトするはめに。
 
試合の簡易レポート
●1マッチ目:VS The「TY」さん 緑黒デッキ  勝勝
参加者総数が少ないからあり得ることだとはいえ、いきなり身内同士での潰し合いでちょっとゲンナリ
TYさんのデッキは《茨角》と《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》の2大187クリーチャー、更に《森林の庇護者/Timber Protector(LRW)》と《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite(LRW)》のコンボを擁する強力なものでした。
 
・1戦目 先攻
こちらの先攻から《鳥の変わり身》、《チドリの騎士》、《歩哨の樫》と展開しビートダウン。《歩哨の樫》は瞬速で場に出た《茨角》にブロックされ破壊されたものの、飛行クリーチャー2体で空から殴り続けて勝利。
 
・2戦目 後攻
2ターン目に《レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher(LRW)》を出されていきなりピンチになるも、1回殴られた後トップデッキした《奇妙な転置》でこれを除去。
そしてブロッカーの《ツキノテブクロの選別者》を出し、《チドリの騎士》、《歩哨の樫》でビートダウンを開始するが、《歩哨の樫》は激突で土地ばかりめくれてアタックに行けず、《チドリの騎士》も2回殴ったところで《叫び大口》で除去されてしまう。
《叫び大口》のアタックは《ツキノテブクロの選別者》で牽制できたものの、その後は互いに攻撃に行けずクリーチャーを並べあう展開に。しかし《森林の庇護者》と《ルーン刻みの鍾乳石》のコンボを決められ、更に《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare(LRW)》を出されて圧倒的に不利な状況に陥る。
仕方が無いのでフルアタックを敢行し、ブロックされなかったクリーチャーに《思考の糸のうねり》と想起の《茨角》、《名も無き転置》すべてを撃ち込み一気に7ダメージを追加。対応して除去を撃たれたら負ける状況だったが、TYさんの手札に除去はなかったため、辛くも勝利。
 
●2マッチ目:VS黒赤白デッキ  負負
《泥デコの松明走り》2枚、《ボガートの群衆/Boggart Mob(LRW)》、《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》及び多数の多相クリーチャー、更にそれらを回収できるカードも沢山入った超強いデッキの方でした。
 
・1戦目 先攻
土地4枚の手札でスタートしたところ、1ターン目に置いた《吠え歯のうろ穴》でめくれた4枚が《夢棄ての魔女》、《丘漁りの巨人》、《奇妙な転置》、《眼腐りの終焉》という最悪な展開。
その後当然土地を引き続け、《ボガートの群衆》を何とか除去したら回収される、というのを2回繰り返し、更に《泥デコの松明走り》も2枚出されどうしようもなくなって敗北。
 
ミスでデッキに入れた《吠え歯のうろ穴》が、考えられる中で最も致命的な動きをした気がする。
 
・2戦目 先攻
相手に2、3ターン目に連続でクリーチャーを出され、こちらが出すクリーチャーはすべて除去されて殴られ続ける。
ライフが7点まで落ち込んだところで何とかブロッカーをそろえたが、《鏡の精体》を出され、相手の全クリーチャーが《超大なベイロス》になって蹂躙されてしまった。
 
相手の方はデッキ内の除去をすべて引ききったそうで……。
ただ、白赤黒のデッキを組んでいれば序盤を耐えることができ、《鏡の精体》も除去できた可能性が高いので、これはデッキ構築ミスによる敗北と言える。
 
●3マッチ目:VS KA/GWさん 赤黒白デッキ  勝勝
また身内対決ですよ!
KAさんは赤の巨人シナジーを中心として、黒の除去及び《ウーナのうろつく者》と白の《キスキンの大心臓/Kithkin Greatheart(LRW)》2体及び《鏡の精体》を擁するデッキ。
 
・1戦目 後攻
2ターン目に《ウーナのうろつく者/Oona's Prowler(LRW)》を出され、更にこちらの3、4ターン目の《泥棒スプライト》と《夢棄ての魔女》を両方除去されて2回殴られるも、5ターン目に《チドリの騎士》、6ターン目に《薄れ馬》を並べて反撃開始。
その後《キスキンの大心臓》と《鏡の精体》を出されたが、《鏡の精体》を《奇妙な転置》で除去し、そのまま空から殴り続けて勝利。
 
・2戦目 後攻
《キンズベイルの勇士、ブリジッド》でKAさんの攻撃を止め、更に《チドリの騎士》2体、《丘漁りの巨人》2体と回避能力持ちの3/3を連続して展開し攻撃。
《チドリの騎士》2体と《丘漁りの巨人》1体は除去されたものの、最後の1体で殴り勝つ。
 
●4マッチ目:VS白赤タッチ黒デッキ  勝勝
エレメンタル、キスキン、巨人のシナジーを多相クリーチャーでサポートするデッキ……っぽかったけど、ほとんど引かれないままゲームが終わったので詳細は不明。
 
・1戦目 先攻
相手1ターン目に《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LRW)》を出され2回殴られるも、トップデッキした《眼腐りの終焉》でこれを除去。
その後《チドリの騎士》以外有力なカードをプレイできず土地を引き続けたが、相手も同様に土地ばかり引いていたようで、特に脅威となるようなカードを出されず、《チドリの騎士》でそのまま殴り勝つ。
 
・2戦目 後攻
ダブルマリガンからスタートした相手に対し、こちらは《キンズベイルの勇士、ブリジッド》と《清廉潔白な判事》のぶっ壊れレアを並べ、更に《茨角》まで引いたので流石に圧勝。
 
まとめっぽい何か
最終成績は3勝1敗で18人中5位でした。
全勝の可能性が十分あるパックだったものの、デッキ構築ミスにより1本落としてしまったので、まだまだシールド戦は練習が必要だと痛感。
 
あと、《沼のチンピラ/Bog Hoodlums(LRW)》は第二の《したたる死者/Dripping Dead(LGN)》になり得る要注目のカードだと思った。

《沼のチンピラ/Bog Hoodlums(LRW)》  (5)(黒)
クリーチャー ─ ゴブリン・戦士   4/1
沼のチンピラではブロックできない。
沼のチンピラが場に出たとき、いずれかの対戦相手と激突を行う。あなたが勝った場合、沼のチンピラの上に+1/+1カウンターを1個置く。

 

ローウィン プレリリーストーナメント

9月29日(土)にローウィンのプレリリーストーナメントに参加してきました。以下、そのレポートをば。
なお、まだ公式では日本語のカードリストが出ていないので、恐縮ながらレポート中の各カードについては英語版を参照するか、「ローウィン スポイラーリスト」あたりの語句で検索して出てくるカードリストをご覧ください。
 
カードプール

<白:クリーチャー10枚、その他2枚>
《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
《主の後継ぎ/Cenn’s Heir》
《薄れ馬/Wispmare》
《樫の喧嘩屋/Oaken Brawler》
《キンズベイルの風船使い/Kinsbaile Balloonist》
《大喋りの薬剤師/Wellgabber Apothecary》
《住処見張りの巨人/Lairwatch Giant》
《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain》
《清純/Purity》
 
《忘却の輪/Oblivion Ring》
《首のへし折り/Neck Snap》
 
<青:クリーチャー8枚、その他8枚>
《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling》
《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》2枚
《やっかい児/Pestermite》2枚
《銀エラの達人/Silvergill Adept》
《メロウの先触れ/Merrow Harbinger
《妖精の先触れ/Faerie Harbinger
 
《西風の網/Zephyr Net》
《ちらつき粉のうたた寝/Glimmerdust Nap》
《防護の泡/Protective Bubble》
《水大工の意思/Aquitect’s Will》
《妖精の計略/Faerie Trickery》
《砕けた野望/Broken Ambitions》
《魅惑的な一瞥/Captivating Glance》2枚
 
<黒:クリーチャー8枚、その他4枚>
《顔投げ/Facevaulter》
《傷負いのツタ育て/Scarred Vinebreeder》
《蜘蛛カツラのボガート/Spiderwig Boggart》
《泥棒スプライト/Thieving Sprite》2枚
スズメバチ騒がせ/Hornet Harasser》
《嘆きウェルク/Mournwhelk》
《節骨の魔女/Knucklebone Witch》
 
《コショウ煙/Peppersmoke》
《名も無き転置/Nameless Inversion》
《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》
《貯め込み屋の欲/Hoarder’s Greed》
 
<赤:クリーチャー12枚、その他3枚>
《ボガートの食料隊/Boggart Forager》2枚
《煙束ね/Smokebraider》
《魂光りの炎族/Soulbright Flamekin》
《ボガートの妖精追い/Boggart Sprite-Chaser》2枚
《鋳塊かじり/Ingot Chewer》
《断層削り/Faultgrinder》
《山羊さらい/Goatnapper》
《消えざる焼け刃/Ceaseless Searblades》
《輝き帯び/Glarewielder》
《巨人の先触れ/Giant Harbinger
 
《ごたごた/Hurly-Burly》
《破壊的なかがり火/Consuming Bonfire》
《踏み潰し/Crush Underfoot》
 
<緑:クリーチャー9枚、その他6枚>
《巣穴滅ぼしのエルフ/Warren-Scourge Elf》
《葉光らせ/Leaf Gilder》
《エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender》
《光り葉の予見者/Gilt-Leaf Seer》
《雲冠の樫/Cloudcrown Oak》
《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster》
《鋸歯傷の射手/Jagged-Scar Archers》
《茨角/Briarhorn》
《変わり身のタイタン/Changeling Titan》
 
《勇壮な体形/Epic Proportions》
《追い詰め/Hunt Down》
《春の大掃除/Spring Cleaning》
《一握りの力/Fistful of Force》
《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush》
《エルフの行列/Elvish Promenade》
 
<多色:クリーチャー2枚>
《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》
《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf
 
アーティファクト:2枚>
《放浪者の小枝/Wanderer’s Twig》
《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract》
 
<土地:1枚>
《森/Forest》(Foil
 
以上、計75枚
 

 
第1色は、一通りエルフがそろっており、飛行対策も2枚あり、更に《一握りの力》、《茨角》及び《勇壮な体形》という優秀なコンバットトリックを持つ緑に即決定。
2色目については、各色ともにそこそこのカードがある中、能動的にシステムクリーチャーを処理できる除去を3枚有し、《泥棒スプライト》や《光り葉のナース》等のカードアドバンテージを得られるカードが多いことを評価して黒を採用。
3色目に白をタッチしての《包囲の搭、ドラン》及び《忘却の輪》の投入も考えたけれど、多色サポートが《放浪者の小枝》しかないので諦めることに。
で、組んだデッキは↓。
 
使用したデッキ

<クリーチャー:14枚>
《傷負いのツタ育て/Scarred Vinebreeder》(2マッチ目の2戦目以降は《嘆きウェルク/Mournwhelk》に変更)
《葉光らせ/Leaf Gilder》
《蜘蛛カツラのボガート/Spiderwig Boggart》
《泥棒スプライト/Thieving Sprite》2枚
《エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender》
《光り葉の予見者/Gilt-Leaf Seer》
スズメバチ騒がせ/Hornet Harasser》
《雲冠の樫/Cloudcrown Oak》
《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster》
《鋸歯傷の射手/Jagged-Scar Archers》
《茨角/Briarhorn》
《変わり身のタイタン/Changeling Titan》
《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf
 
<その他の呪文:9枚>
《勇壮な体形/Epic Proportions》
《放浪者の小枝/Wanderer’s Twig》
《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract》
《貯め込み屋の欲/Hoarder’s Greed》
《コショウ煙/Peppersmoke》
《名も無き転置/Nameless Inversion》
《一握りの力/Fistful of Force》
《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》
《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush》
 
<土地:17枚>
《森/Forest》9枚
《沼/Swamp》8枚
 
〜サイドボードとして使用したカード〜
《春の大掃除/Spring Cleaning》
 

 
回避能力を持ったクリーチャーは少ないけれど、大量の除去と強化スペルで押し切るぜー!というボーイデッキ。何気に手札破壊デッキでもある。
低マナ域の少なさが気になって最初は《傷負いのツタ育て》を入れていたが、対戦相手の初動も3ターン目のことが多かったので、途中から《嘆きウェルク》に変更。(ジャッジより「今回はデッキリストの登録がないため、マッチ間にデッキを組み替えてよい」という旨のアナウンスがありました。)
(※10月7日追記:マッチ間のデッキ組み換えが許可されたのは「デッキリストの登録がない」からではなく、DCI懲罰指針・手順書の「115. D/Wの誤り ─ サイドボードの戻し損ね」の第二段落を根拠とするものであるため、文章を訂正。)
 
なお後になって考えてみると、緑白、緑青のデッキも組んでおき、「相手がシステムクリーチャーを使ってない → 緑白」、「相手が遅いデッキ → 緑青」といった感じでサイドボードした方がよかったかもしれない。
 
試合の簡易レポート
スイスドロー4回戦)
 
●1マッチ目:VS白緑デッキ  勝勝
《チドリの騎士/Plover Knights》2枚や《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare》が入っている、白緑コモンの強いクリーチャー詰め合わせのようなデッキでした。
ローウィンのコモンは白と緑が強力なためか、会場をざっと見回した限りこのタイプのデッキを組んでる人が多かったですね。
 
・1戦目 後攻
相手に《エルフの小間使い/Elvish Handservant》、《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》、《キスキンの短刀挑み》、《森林の変わり身/Woodland Changeling》と展開され先行されたが、こちらも《光り葉の予見者》、《リス・アラナの狩りの達人》、《鋸歯傷の射手》をプレイして巻き返す。
その後、《ルーン刻みの鍾乳石》を装備した《森林の変わり身》に《熟達した戦い/Battle Mastery》がエンチャントされ、攻撃時5/5二段攻撃のクリーチャーになるも、その攻撃を《光り葉の待ち伏せ》を使って凌ぐ。
返しのこちらの《鋸歯傷の射手》と《リス・アラナの狩りの達人》の攻撃に対し、相手は《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight》を《森林の変わり身》にプレイしてアンタップ。《リス・アラナの狩りの達人》がブロックされるが、ここでこちらは究極生物《茨角/Briarhorn》をプレイして《リス・アラナの狩りの達人》を強化。2枚のオーラがエンチャントされた《森林の変わり身》と相打ちを取り、1対3交換に成功した。
このカードアドバンテージ差が決め手となり、残ったクリーチャーでそのまま殴り続けて勝利。
 
・2戦目 後攻
相手に《キスキンの短刀挑み》、《肥沃な大地/Fertile Ground》から《チドリの騎士》2枚という嫌な展開をされたものの、《名も無き転置》と《眼腐りの終焉》で2枚とも除去。
その後《春の大掃除》で《肥沃な大地》を割ったところ、相手の手札は重いカードばかりだったらしく、ほとんど後続のカードをプレイされないまま勝利。
 
●2マッチ目:VS緑黒デッキ  負勝勝
ほぼ同系。《戦杖の樫/Battlewand Oak》が2枚あった分、相手のデッキの方が強かったかも。
 
・1戦目 後攻
3ターン目まで互いに何もプレイできないでいたところ、相手4ターン目に《森》4枚から《不屈の頑固皮/Dauntless Dourbark》が登場してヤヴァイ事態に。しかし返しで《眼腐りの終焉》をトップデッキしてこれを除去し、難を逃れる。
で、こちらの手札には《光り葉のナース》があったので「次のターンから地獄を見せてやる……」などと思っていたら、返しで相手が《光り葉のナース》をプレイ。
……あれ?どういうことですか教授!?
まあ、こちらも《光り葉のナース》を出せば対消滅できるわけなんですが、例によって引けない5枚目の土地。しかもそんなときに限って手札に来る《勇壮な体形》。これはちょいと勇壮過ぎるんじゃなかろうか?
そして、土地と逆転できるカードを求めて《貯め込み屋の欲》を撃ったら激突で2連勝。失われる6ライフ。手札上限を上回り、溢れるカード。
いやー、敗北フラグが立ち過ぎた。
 
・2戦目 先攻
相手に3、4ターン目連続で《戦杖の樫》を出されていきなりピンチになるも、その後相手はなかなか4枚目のマナソースを引かず、引いても《鮮烈な林/Vivid Grove》、 《肥沃な大地》という状態だったため、その間に《リス・アラナの狩りの達人》と《鋸歯傷の射手》を並べてエルフ大増殖モードに突入。
そして丸々肥え太った《鋸歯傷の射手》で殴り続け、更に《泥棒スプライト》2枚で手札を破壊して反撃の芽を刈り取る。
で、《鋸歯傷の射手》が除去される頃には相手のライフが残り僅かになっていたので、《泥棒スプライト》でそのまま殴り勝ちました。
 
・3戦目 後攻
相手がマリガンスタートで、3ターン目の《戦杖の樫》以降有力なカードを展開できないでいたのに対し、こちらは2戦目と同じように《鋸歯傷の射手》がモリモリ大きくなって、《泥棒スプライト》と《嘆きウェルク》で手札を破壊し、更に《コショウ煙》や《一握りの力》でテンポアドバンテージを取って勝利。
 
●3マッチ目:VS青緑白デッキ  勝勝
アンコモンの多色土地が入っていたため、安定して回る3色デッキだった様子。
 
・1戦目 後攻
相手の土地が3枚で止まっている間に《光り葉の待ち伏せ》、《鋸歯傷の射手》をプレイして攻撃開始。
その後《戦杖の樫》を出されるもこれを《一握りの力》で踏み潰し、更に《リス・アラナの狩りの達人》を追加。
で、こちらのフルアタックに対し《光り葉の待ち伏せ》をプレイされたが、接死が付かなかったので相手投了。
 
・2戦目 後攻
相手に《戦杖の樫》、《沼うろつきのトネリコ/Bog-Strider Ash》と展開されるも、こちらも《鋸歯傷の射手》、《リス・アラナの狩りの達人》、《葉光らせ》を出して反撃。
ブロッカーをそろえられ「攻撃が通らなくなったカナー」と思ったところで《勇壮な体形》をトップデッキ。Nice boat.もといNice card.
《名も無き転置》で更にパワーを上げ、一気に10点近いダメージを叩き出して勝利。
 
●4マッチ目:VS青白タッチ赤黒緑デッキ  勝負勝
レアの多色土地が3枚あり、アンコモンの多色土地も沢山入っていた青白中心の多色デッキ。
《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》と《ノールリッジの裁き人/Arbiter of Knollridge》2枚、及びタッチした各色の除去で耐え、白の飛行生物か青の《秘密を溺れさせる者/Drowner of Secrets》でフィニッシュする構成の様子。
物凄く強いカードではないにしろ、レアが5枚全部デッキに入るってのは凄いなあ……。
 
・1戦目 先攻
相手がマリガンスタートから土地2枚で止まったので、そのままビートダウン。
 
・2戦目 先攻
相手にタップインの土地が多いため序盤に先行してダメージを与えるも、パワー3以上のクリーチャーを引けず、《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra》を出され攻撃がストップ。
相手の後続の飛行生物は除去スペルで破壊したものの、なかなかアタッカーを引けず、引いても豊富な除去によって対処されてしまう。
更に《秘密を溺れさせる者》と《休賢者/Fallowsage》のコンボを決められ、長引くとこちらが不利な状況になったため、損害を覚悟でアタックを慣行。
運よく《貯め込み屋の欲》で4ドローし、クリーチャー数を確保して殴り続けたが、相手のライフを一桁まで落としたところで《ノールリッジの裁き人》で回復されてしまい、 たとえ《勇壮な体形》を引いても削り切れなくなったため、投了。
 
・3戦目 先攻
序盤は相手に小型の飛行生物で先行されたが、4ターン目に《雲冠の樫》を出して攻撃をシャットアウト。そして《泥棒スプライト》、続いて《変わり身のタイタン》とプレイし、反撃を試みる。
しかし《変わり身のタイタン》に対応して《泥棒スプライト》を除去され、《雲冠の樫》をリムーブさせられてしまう。更に《石ころ川の釣り師》を出され、《変わり身のタイタン》も事実上無力化されピンチに。
が、返しのターンで《光り葉のナース》を引いたため、相手に2ターンかけて手札をダンプさせる&マナを使い切らせることに成功。その隙を突いて《変わり身のタイタン》で二回パンチ。一発目は普通にスルーされ、二発目は《蜘蛛カツラのボガート》で畏怖を付けてダメージを通し、相手のライフを一桁まで追い込む。
とはいえ、2回目の攻撃の際に《光り葉のナース》も一緒にアタックし相打ちを取られるというミスをしたため、その後《熟考漂い/Mulldrifter》→《秘密を溺れさせる者》→《休賢者》と流れるようにカードアドバンテージを回復されてしまう。
しかしこちらもクリーチャーを並べ攻撃を繰り返し、じわじわとブロッカーを排除して、更に《茨角》で宇宙的なカードアドバンテージを獲得。
最後は《貯め込み屋の欲》で《光り葉の待ち伏せ》を引いて数で圧殺しました。
 
まとめっぽい何か
4勝0敗で優勝しちゃったよ。わー。6パックもろた。
何かトップデッキ連打して、運だけで勝っちゃった気がするよー。
とりあえず《茨角》のアドバンテージはヤバイね。《象の待ち伏せ/Elephant Ambush(OD)》が涙目になっちゃうくらい。
 
この勢いで、プレリリースパーティーも勝ちたいところ。また運頼みになりそうな感じですけどがー。