コモン・ステロイド

カードリストをボーッと眺めてたら、『次元の混乱』『未来予知』の赤緑コモンには優秀なクリーチャーが多い気がしてきたよ。ということで『時のらせん』ブロックと『第9版』のコモンだけでステロイド*1を組んでみた。フォーマットはスタンダード。
 

デッキレシピ

<クリーチャー:24枚>
4《紡績スリヴァー/Spinneret Sliver(TSP)》
4《マイアー・ボア/Mire Boa(PLC)》
4《エンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augur(FUT)》
4《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer(FUT)》
4《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》
4《断骨スリヴァー/Bonesplitter Sliver(TSP)》
 

<ソーサリー&インスタント:12枚>
4《ショック/Shock(9ED)》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》
4《巨大化/Giant Growth(9ED)》
 

<土地:24枚>
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
10《山/Mountain》
10《森/Forest》
 

※サイドボードなし。

 

デッキの解説っぽいもの
基本は火力呪文や《巨大化》でブロッカーを排除し、コストパフォーマンスの良い小〜中型クリーチャーで相手プレイヤー本体を叩く、というオーソドックスなステロイド
ただし、ある程度大きなブロッカーを出されても《ソーンウィールドの射手》や暴勇した《ギャサンの略奪者》で踏み潰したり《エンバーワイルドの占い師》で最後の数点を削ったりできるため、従来のコモンオンリーのステロイドより息切れしづらくなっている。実際にMagic Onlineで回してみたところでは、想像以上に勝率が良かった。
安価で組めて、ある程度強くて、使っていてそれなりに楽しいデッキなので、初心者に渡すのにいいかもしれない。
 

おまけ:『コールドスナップ』入りバージョン

ちなみに『コールドスナップ』を加えて、冠雪土地と《ボリアルのケンタウルス/Boreal Centaur(CSP)》《雪崩し/Skred(CSP)》を入れたバージョンも作ってみた。
こちらは《雪崩し》のお陰でより安定して攻撃を通せるが、集めるのが面倒な冠雪土地をフル投入しているため、コモンデッキの利点である「安価で組める」感は薄い。
 

<クリーチャー:24枚>
4《ボリアルのケンタウルス/Boreal Centaur(CSP)》
4《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》
4《マイアー・ボア/Mire Boa(PLC)》
4《エンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augur(FUT)》
4《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer(FUT)》
4《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》
 

<インスタント:12枚>
4《ショック/Shock(9ED)》
4《雪崩し/Skred(CSP)》
4《巨大化/Giant Growth(9ED)》
 

<土地:24枚>
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
10《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
10《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
 

※サイドボードなし。

*1:「『ステロイド』とは何ぞや?」という人はMTG.Wikiのデッキ解説(http://mtgwiki.com/%A5%B9%A5%C6%A5%ED%A5%A4%A5%C9)をご参照ください。