ローウィン プレリリースパーティー

先週のプレリリーストーナメントに引き続き、10月6日(土)にローウィンのプレリリースパーティに参加してきました。以下、そのレポートをば。
参加者が18名のスイスドロー4回戦で、KA/GWさん、parkさん、The「TY」さん、蛭蛙さんにご同行いただきました。
 
カードプール
※参考:ローウィン カードリスト

<白:クリーチャー14枚、その他4枚>
《ゴールドメドウの身かわし/Goldmeadow Dodger(LRW)》
《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》
《キンズベイルの散兵/Kinsbaile Skirmisher(LRW)》
《水流を読む者/Judge of Currents(LRW)》
《薄れ馬/Wispmare(LRW)》
《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight(LRW)》
《鳥の変わり身/Avian Changeling(LRW)》
《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant(LRW)》2枚
《キンズベイルの勇士、ブリジッド/Brigid, Hero of Kinsbaile(LRW)》
《チドリの騎士/Plover Knights(LRW)》2枚
《歩哨の樫/Sentry Oak(LRW)》
《住処見張りの巨人/Lairwatch Giant(LRW)》
 
《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight(LRW)》
《熟達した戦い/Battle Mastery(LRW)》
《花粉の子守唄/Pollen Lullaby(LRW)》
《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft(LRW)》
 
<青:クリーチャー8枚、その他6枚>
《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling(LRW)》
《銀エラの消し去り/Silvergill Douser(LRW)》
《紙ひれの悪党/Paperfin Rascal(LRW)》
《川床の水大工/Streambed Aquitects(LRW)》2枚
《メロウの先触れ/Merrow Harbinger(LRW)》
《墨深みの潜り手/Inkfathom Divers(LRW)》
《ワンダーワインの預言者/Wanderwine Prophets(LRW)》
 
《西風の網/Zephyr Net(LRW)》
《魅惑的な一瞥/Captivating Glance(LRW)》
《思案/Ponder(LRW)》
《ヴェリズ・ヴェルの翼/Wings of Velis Vel(LRW)》
《渦巻沈め/Whirlpool Whelm(LRW)》
《妖精の計略/Faerie Trickery(LRW)》
 
<黒:クリーチャー8枚、その他5枚>
ベラドンナのとげ刺し/Nightshade Stinger(LRW)》
《傷負いのツタ育て/Scarred Vinebreeder(LRW)》
《泥棒スプライト/Thieving Sprite(LRW)》
《ツキノテブクロの選別者/Moonglove Winnower(LRW)》
《夢棄ての魔女/Dreamspoiler Witches(LRW)》
《茨歯の魔女/Thorntooth Witch(LRW)》
《沼のチンピラ/Bog Hoodlums(LRW)》2枚
 
《フェアリーの嘲り/Faerie Tauntings(LRW)》
《ボガートの誕生の儀式/Boggart Birth Rite(LRW)》
《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》2枚
《眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending(LRW)》
 
<赤:クリーチャー10枚、その他3枚>
《ボガートの食料隊/Boggart Forager(LRW)》
《炎族の喧嘩屋/Flamekin Brawler(LRW)》
マムシ杖のボガート/Adder-Staff Boggart(LRW)》
《臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevil(LRW)》2枚
《泥デコの松明走り/Mudbutton Torchrunner(LRW)》
《巨人の先触れ/Giant Harbinger(LRW)》
《雷雲のシャーマン/Thundercloud Shaman(LRW)》
《断層削り/Faultgrinder(LRW)》2枚
 
《タール火/Tarfire(LRW)》
《ごたごた/Hurly-Burly(LRW)》
《踏み潰し/Crush Underfoot(LRW)》
 
<緑:クリーチャー7枚、その他3枚>
《巣穴滅ぼしのエルフ/Warren-Scourge Elf(LRW)》
《葉光らせ/Leaf Gilder(LRW)》
《戦杖の樫/Battlewand Oak(LRW)》
《茨角/Briarhorn(LRW)》
《雲冠の樫/Cloudcrown Oak(LRW)》
《清廉潔白な判事/Immaculate Magistrate(LRW)》
《沼うろつきのトネリコ/Bog-Strider Ash(LRW)》
 
《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush(LRW)》
《ツキノテブクロの毒/Lace with Moonglove(LRW)》
《根組み/Rootgrapple(LRW)》

<多色:クリーチャー1枚>
《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide(LRW)》
 
アーティファクト:1枚>
《放浪者の小枝/Wanderer's Twig(LRW)》
 
<土地:5枚>
《鮮烈な小川/Vivid Creek(LRW)》
《鮮烈な湿地/Vivid Marsh(LRW)》2枚
《鮮烈な林/Vivid Grove(LRW)》
《吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow(LRW)》
 
以上、計75枚
 

 
《キンズベイルの勇士、ブリジッド》と《チドリの騎士》2枚を始めとして、白のクリーチャーが極めて強力。また、青はマーフォークのシナジーが強く、黒は《名も無き転置》2枚と《眼腐りの終焉》を擁し、赤には軽量クリーチャーと全体除去の《雷雲のシャーマン》があり、緑も《茨角》と《清廉潔白な判事》というぶっ壊れたカードを有し、更には多色サポートカードも5枚あるという、全体的に優秀でデッキの組み方によっては全勝も狙えるパック。
そんな中、私が組んだデッキは以下のとおり。
 
使用したデッキ

<クリーチャー:15枚>
《キンズベイルの散兵/Kinsbaile Skirmisher(LRW)》
《薄れ馬/Wispmare(LRW)》
《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight(LRW)》
《鳥の変わり身/Avian Changeling(LRW)》
《泥棒スプライト/Thieving Sprite(LRW)》
《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant(LRW)》2枚
《キンズベイルの勇士、ブリジッド/Brigid, Hero of Kinsbaile(LRW)》
《ツキノテブクロの選別者/Moonglove Winnower(LRW)》
《夢棄ての魔女/Dreamspoiler Witches(LRW)》
《茨角/Briarhorn(LRW)》
《清廉潔白な判事/Immaculate Magistrate(LRW)》
《チドリの騎士/Plover Knights(LRW)》2枚
《歩哨の樫/Sentry Oak(LRW)》
 
<その他の呪文:7枚>
《放浪者の小枝/Wanderer’s Twig》
《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft(LRW)》
《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》2枚
《眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending(LRW)》
《ツキノテブクロの毒/Lace with Moonglove(LRW)》
《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush(LRW)》
 
<土地:18枚>
《平地/Plains》10枚
《鮮烈な湿地/Vivid Marsh(LRW)》2枚
《吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow(LRW)》
《沼/Swamp》2枚
《鮮烈な林/Vivid Grove(LRW)》
《森/Forest》2枚
 
〜サイドボードとして使用したカード〜
《沼/Swamp》
《沼うろつきのトネリコ/Bog-Strider Ash(LRW)》
 

 
白の優秀なクリーチャーと黒の除去を中心に、緑の強力カード《茨角》&《清廉潔白な判事》をタッチした単純なデッキ。
ただ、2マナ以下のカードが少なく全体的に重いので、軽いクリーチャーで速攻を仕掛けられると辛い構成になってしまった。後になって考えると、1色目の白はいいとして、2色目を赤、3色目を黒にし、軽クリーチャーと軽除去がより多めのデッキにすべきだった。
なお、《吠え歯のうろ穴》を投入したのは完全にミス。「タップ状態で場に出る」という点を見逃していた。そのせいで、毎試合サイドボードアウトするはめに。
 
試合の簡易レポート
●1マッチ目:VS The「TY」さん 緑黒デッキ  勝勝
参加者総数が少ないからあり得ることだとはいえ、いきなり身内同士での潰し合いでちょっとゲンナリ
TYさんのデッキは《茨角》と《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》の2大187クリーチャー、更に《森林の庇護者/Timber Protector(LRW)》と《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite(LRW)》のコンボを擁する強力なものでした。
 
・1戦目 先攻
こちらの先攻から《鳥の変わり身》、《チドリの騎士》、《歩哨の樫》と展開しビートダウン。《歩哨の樫》は瞬速で場に出た《茨角》にブロックされ破壊されたものの、飛行クリーチャー2体で空から殴り続けて勝利。
 
・2戦目 後攻
2ターン目に《レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher(LRW)》を出されていきなりピンチになるも、1回殴られた後トップデッキした《奇妙な転置》でこれを除去。
そしてブロッカーの《ツキノテブクロの選別者》を出し、《チドリの騎士》、《歩哨の樫》でビートダウンを開始するが、《歩哨の樫》は激突で土地ばかりめくれてアタックに行けず、《チドリの騎士》も2回殴ったところで《叫び大口》で除去されてしまう。
《叫び大口》のアタックは《ツキノテブクロの選別者》で牽制できたものの、その後は互いに攻撃に行けずクリーチャーを並べあう展開に。しかし《森林の庇護者》と《ルーン刻みの鍾乳石》のコンボを決められ、更に《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare(LRW)》を出されて圧倒的に不利な状況に陥る。
仕方が無いのでフルアタックを敢行し、ブロックされなかったクリーチャーに《思考の糸のうねり》と想起の《茨角》、《名も無き転置》すべてを撃ち込み一気に7ダメージを追加。対応して除去を撃たれたら負ける状況だったが、TYさんの手札に除去はなかったため、辛くも勝利。
 
●2マッチ目:VS黒赤白デッキ  負負
《泥デコの松明走り》2枚、《ボガートの群衆/Boggart Mob(LRW)》、《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》及び多数の多相クリーチャー、更にそれらを回収できるカードも沢山入った超強いデッキの方でした。
 
・1戦目 先攻
土地4枚の手札でスタートしたところ、1ターン目に置いた《吠え歯のうろ穴》でめくれた4枚が《夢棄ての魔女》、《丘漁りの巨人》、《奇妙な転置》、《眼腐りの終焉》という最悪な展開。
その後当然土地を引き続け、《ボガートの群衆》を何とか除去したら回収される、というのを2回繰り返し、更に《泥デコの松明走り》も2枚出されどうしようもなくなって敗北。
 
ミスでデッキに入れた《吠え歯のうろ穴》が、考えられる中で最も致命的な動きをした気がする。
 
・2戦目 先攻
相手に2、3ターン目に連続でクリーチャーを出され、こちらが出すクリーチャーはすべて除去されて殴られ続ける。
ライフが7点まで落ち込んだところで何とかブロッカーをそろえたが、《鏡の精体》を出され、相手の全クリーチャーが《超大なベイロス》になって蹂躙されてしまった。
 
相手の方はデッキ内の除去をすべて引ききったそうで……。
ただ、白赤黒のデッキを組んでいれば序盤を耐えることができ、《鏡の精体》も除去できた可能性が高いので、これはデッキ構築ミスによる敗北と言える。
 
●3マッチ目:VS KA/GWさん 赤黒白デッキ  勝勝
また身内対決ですよ!
KAさんは赤の巨人シナジーを中心として、黒の除去及び《ウーナのうろつく者》と白の《キスキンの大心臓/Kithkin Greatheart(LRW)》2体及び《鏡の精体》を擁するデッキ。
 
・1戦目 後攻
2ターン目に《ウーナのうろつく者/Oona's Prowler(LRW)》を出され、更にこちらの3、4ターン目の《泥棒スプライト》と《夢棄ての魔女》を両方除去されて2回殴られるも、5ターン目に《チドリの騎士》、6ターン目に《薄れ馬》を並べて反撃開始。
その後《キスキンの大心臓》と《鏡の精体》を出されたが、《鏡の精体》を《奇妙な転置》で除去し、そのまま空から殴り続けて勝利。
 
・2戦目 後攻
《キンズベイルの勇士、ブリジッド》でKAさんの攻撃を止め、更に《チドリの騎士》2体、《丘漁りの巨人》2体と回避能力持ちの3/3を連続して展開し攻撃。
《チドリの騎士》2体と《丘漁りの巨人》1体は除去されたものの、最後の1体で殴り勝つ。
 
●4マッチ目:VS白赤タッチ黒デッキ  勝勝
エレメンタル、キスキン、巨人のシナジーを多相クリーチャーでサポートするデッキ……っぽかったけど、ほとんど引かれないままゲームが終わったので詳細は不明。
 
・1戦目 先攻
相手1ターン目に《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LRW)》を出され2回殴られるも、トップデッキした《眼腐りの終焉》でこれを除去。
その後《チドリの騎士》以外有力なカードをプレイできず土地を引き続けたが、相手も同様に土地ばかり引いていたようで、特に脅威となるようなカードを出されず、《チドリの騎士》でそのまま殴り勝つ。
 
・2戦目 後攻
ダブルマリガンからスタートした相手に対し、こちらは《キンズベイルの勇士、ブリジッド》と《清廉潔白な判事》のぶっ壊れレアを並べ、更に《茨角》まで引いたので流石に圧勝。
 
まとめっぽい何か
最終成績は3勝1敗で18人中5位でした。
全勝の可能性が十分あるパックだったものの、デッキ構築ミスにより1本落としてしまったので、まだまだシールド戦は練習が必要だと痛感。
 
あと、《沼のチンピラ/Bog Hoodlums(LRW)》は第二の《したたる死者/Dripping Dead(LGN)》になり得る要注目のカードだと思った。

《沼のチンピラ/Bog Hoodlums(LRW)》  (5)(黒)
クリーチャー ─ ゴブリン・戦士   4/1
沼のチンピラではブロックできない。
沼のチンピラが場に出たとき、いずれかの対戦相手と激突を行う。あなたが勝った場合、沼のチンピラの上に+1/+1カウンターを1個置く。