Greater Goyfから緑をほとんど抜いてみた

というか、Greater Goyf が赤単に無理矢理《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》をぶっ込んだデッキとも言えるわけですがー。
フォーマットはもちろんスタンダード。
 
デッキレシピ

<クリーチャー:22枚>
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
4《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》
2《エンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augur(FUT)》
4《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》
4《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
4《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》
 
<その他の呪文:16枚>
4《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
4《火葬/Incinerate(10E)》
4《怒鳴りつけ/Browbeat(TSB)》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》
 
<土地:22枚>
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest(10E)》
4《ケルドの巨石/Keldon Megaliths(FUT)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TSB)》
13《山/Mountain》
 
〜サイドボード〜
3《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
4《紅蓮地獄/Pyroclasm(10E)》
4《氷結地獄/Cryoclasm(10E)》
4《脅しつけ/Threaten(10E)》
 

 
デッキの解説のようなもの
ほぼ単色にしたことで安定性が向上。反面、終盤に《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》や《ティンバーメア/Timbermare(PLC)》で〆るという戦略が不可能になったため、《灰の殉教者/Martyr of Ashes(CSP)》 《黒焦げ/Char(RAV)》をより攻撃的な《火花の精霊》 《怒鳴りつけ》に変更し、序盤で相手ライフの大半を削り取ることを主眼とした構成にしました。
一応、中盤以降の戦力として《大いなるガルガドン》と《ケルドの巨石》もあるので、序盤をしのがれた場合も何とかなります。
 
サイドボードに《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》を入れてないのは、多色デッキ対策は《氷結地獄》と《古えの遺恨》によるマナアーティファクト破壊で十分であるからと、土地を3枚出せる確率が先攻3ターン目で71%、6ターン目にやっと90%に達するこのデッキにおいては、3マナのカードを2種類サイドインする余裕がないからです。
 
実際にこのデッキをMagic Onlineの8人トーナメント使ってますが、マッチの勝率は6割5分くらい。
比較的安価に組めてそこそこ強く、ラヴニカブロックのカードもほとんど入っていないので、「これからマジックのトーナメントに参加してみようカナー」と思っている方にお薦めです。
 

9月2日ちゃげ杯

今日はちゃげさンポルチャさん主催の身内向けドラフト、通称「ちゃげ杯」に参加してきたよ。
以下、その簡易レポート等をば。
 
使用パックは「時のらせん」「次元の混乱」「未来予知」各1パック。
参加者は ちゃげさン、ポルチャさん、ECDAさん、KA/gwさん、parkさん、私 の計6名。いわゆる6ドラでした。
 
ドラフト1回目
引き分け、勝ち(1−0−1)で2位。
「時のらせん」初手《グリフィンの導き/Griffin Guide(TSP)》ピック、2手目《版図の踏みつけ/Tromp the Domains(TSP)》、3手目《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider(TSP)》、「次元の混乱」初手《野生のつがい/Wild Pair(PLC)》で、その後も緑と白のカードがそれなりに流れて来たため緑白タッチ赤デッキを組んだところ、上家のparkさんも《幽体の魔力/Spectral Force(TSP)》《肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver(TSP)》《サマイトの守護者オリス/Oriss, Samite Guardian(FUT)》等を確保しており、緑白が丸被りだったという罠!
とはいえ緑と白をピックしていた人数が少なかったので、それなりのデッキが完成。ただ、ファッティが《カヴーの上等王/Kavu Primarch(FUT)》と《幻影のワーム/Phantom Wurm(TSP)》くらいしかおらず、フィニッシュが《グリフィンの導き》《版図の踏みつけ》《野生のつがい》頼みなのがネックでした。
 
● 使用したデッキ ●

<クリーチャー:15枚>
《第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride(FUT)》
《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer(FUT)》
アムローの求道者/Amrou Seekers(TSP)》
《ナントゥーコのシャーマン/Nantuko Shaman(TSP)》
《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》
《塩平原の世捨て/Saltfield Recluse(PLC)》
《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》2枚
《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser(FUT)》
《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider(TSP)》
《淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm(PLC)》2枚
《カヴーの上等王/Kavu Primarch(FUT)》
《巨大埃バチ/Giant Dustwasp(PLC)》
《幻影のワーム/Phantom Wurm(TSP)》
 
<その他の呪文:7枚>
ユートピアの誓約/Utopia Vow(PLC)》
《流動石の抱擁/Flowstone Embrace(FUT)》
《グリフィンの導き/Griffin Guide(TSP)》
《野生のつがい/Wild Pair(PLC)》
《狩りの興奮/Thrill of the Hunt(TSP)》
《秋の際/Edge of Autumn(FUT)》
《版図の踏みつけ/Tromp the Domains(TSP)》
 
<<土地:18枚>
《平地/Plains》8枚
《森/Forest》9枚
《山/Mountain》
 
〜サイドボードとして使用したカード〜
《ヴェク追われの占い師/Augur il-Vec(FUT)》2枚
 

 
1マッチ目はKAさんの青赤と対戦。
1戦目は《現実のストロボ/Reality Strobe(FUT)》や《ヴェンセールの拡散/Venser's Diffusion(FUT)》でテンポを取られ、《コー追われの浸透者/Infiltrator il-Kor(FUT)》に殴られ続けて負け。
2戦目は《版図の踏みつけ》でライフを追い詰めたところでクリーチャーを除去され、攻め手が《塩平原の世捨て》のみになったが、《グリフィンの導き》をトップデッキして勝利。
時間切れになったので3戦目は無しで、マッチとしては引き分けでした。
 
2マッチ目は上家のparkさんとの対戦。
1戦目は序盤《グリフィンの導き》で攻めるも、parkさんに《幽体の魔力》と《肺臓スリヴァー》を引かれて負け。
2戦目は《幽体の魔力》を《ユートピアの誓約》で止めた後に《野生のつがい》でクリーチャーを並べて勝ち。
3戦目は《幽体の魔力》と《サマイトの守護者オリス》を出されたが、《野生のつがい》で耐えている内に3色そろった上に《版図の踏みつけ》をトップデッキして勝ち。
何このパワーカードを沢山引いた方が勝つゲーム?「遊☆戯☆王」かよ!?
 
そして全勝者がちゃげさン一人だけになったため、ドラフト1回目は2マッチで終了。
パワーカードは多数あったがデッキのバランスが悪かったので、1勝1分という成績は良かった方カナーというところ。
ちなみにちゃげさンはほぼ《分解/Disintegrate(TSB)》のみで勝利したそうで。
何(中略)「遊☆戯☆王」かよ!?いやむしろ俺が遊戯ボーイだ!ウヒョウ!!
 
ドラフト2回目
勝ち、負け、勝ち(2−1−0)で3位。
カードパワーが全般的に低く、色主張が難しいドラフトでした。
そんな中、私は「時のらせん」の中盤以降で《ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal(TSB)》《早すぎる埋葬/Premature Burial(TSP)》《サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller(TSP)》《明日への探索/Search for Tomorrow(TSP)》等を確保して緑黒へ。
結果から言えば上のちゃげさンとは黒が、下のKAさんとは緑が被ってしまったものの、《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer(FUT)》2枚を始めとする2マナ以下の優秀なカードが多数あり、更に《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》や《デッドウッドのツリーフォーク/Deadwood Treefolk(PLC)》といったカードアドバンテージエンジンも確保できたため、水準レベルのデッキは組めた感じ。
ただし、ファッティが1回目のドラフトよりも更に少ないため、《石化の囲い/Petrified Plating(FUT)》と《ダークスティールの駐屯地/Darksteel Garrison(FUT)》でクリーチャーのサイズを底上げしなければならなかった点と、黒を使っている割には除去が2枚しか取れなかった点は辛いところ。
 
● 使用したデッキ ●

<クリーチャー:16枚>
《ウークタビー・ドレイク/Uktabi Drake(PLC)》
《サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller(TSP)》
《カヴーの捕食者/Kavu Predator(PLC)》2枚
《暗心スリヴァー/Darkheart Sliver(PLC)》
《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer(FUT)》2枚
《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》
《肉捻り/Fleshwrither(FUT)》
《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(FUT)》
《カヴーの上等王/Kavu Primarch(FUT)》
《ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal(TSB)》
《吐毒スリヴァー/Spitting Sliver(PLC)》
《通りの悪霊/Street Wraith(FUT)》
機械仕掛けのハイドラ/Clockwork Hydra(TSP)》
《デッドウッドのツリーフォーク/Deadwood Treefolk(PLC)》
 
<その他の呪文:8枚>
ダークスティールの駐屯地/Darksteel Garrison(FUT)》
《石化の囲い/Petrified Plating(FUT)》
《早すぎる埋葬/Premature Burial(TSP)》
《インプの悪戯/Imp's Mischief(PLC)》
《秋の際/Edge of Autumn(FUT)》2枚
《滑る胆液/Ichor Slick(FUT)》
《明日への探索/Search for Tomorrow(TSP)》
 
<土地:16枚>
《沼/Swamp》7枚
《森/Forest》9枚
 
〜サイドボードとして使用したカード〜
《吸血の絆/Vampiric Link(PLC)》2枚
《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》
 

 
1マッチ目はKAさんの緑赤タッチ白黒(《収穫するものテネブ/Teneb, the Harvester(PLC)》)と対戦。
1戦目はこちらが4ターン目まで動けなかったところを《炎の刃のアスカーリ/Blazing Blade Askari(TSP)》2体と火力及び《粗暴な力/Brute Force(PLC)》で撲殺される。
2、3戦目はともに《パーディック山のドラゴン/Pardic Dragon(TSP)》を出されたものの、《ヴァティ・イル=ダル》+大量のクリーチャーで押し切った。
 
2マッチ目はparkさんの大量の除去と《虚空/Void(TSB)》入り赤黒と対戦。
1戦目はこちらのクリーチャーの大半がスペルや相打ちで除去され、こちらの《通りの悪霊》とparkさんの《溶鉄の火の鳥/Molten Firebird(PLC)》でのダメージレースになったが、1ターン差で及ばず敗北。
2戦目もこちらのクリーチャーの大半が除去され、更に《ラースのわな師/Rathi Trapper(PLC)》《蠢く肉裂き/Drudge Reavers(TSP)》《溶鉄の火の鳥》等で防御を固められ、あまつさえこちらのクリーチャーの5分の2が山札の残り10枚に固まっていたので、parkさんのライフを削り切る前に山札が尽き屈辱にまみれて俺死亡。
しかし除去の少なさが響いて削り切れなかった感じなので、この負けは仕方がない。
 
3マッチ目はポルチャさんの青赤タッチ白(《報復するものオロス/Oros, the Avenger(PLC)》)と対戦。
1戦目は序盤2マナのクリーチャーを展開できなかったところに《幽霊火/Ghostfire(FUT)》や《ヴェンセールの拡散》でテンポを取られ、更に《ソーンウィールドの射手》を《神話送り/Spin into Myth(FUT)》で除去されて、《歪んだ爪の変成者/Crookclaw Transmuter(TSP)》に撲殺される。
2戦目はテンポ良くクリーチャーを並べて攻めるも、《幽霊火》や《シヴ山の隕石/Shivan Meteor(PLC)》でクリーチャーを除去され、《報復するものオロス/Oros, the Avenger(PLC)》を出されてピンチに。しかし《デッドウッドのツリーフォーク》で回収する等してクリーチャーの数を増やしていき、最後は数にものを言わせて押し切った。
3戦目は《秋の際》×2→《ソーンウィールドの射手》→《カヴーの捕食者》→《ウークタビー・ドレイク》という理想的な展開をし、更に《インプの悪戯》《滑る胆液》《早すぎる埋葬》を連続して引いてポルチャさんの盤面を壊滅させ勝利。流石にこれは運が良過ぎたと思うのよー。
 
明確な弱点(前述の「辛いところ」)があるせいで3勝は無理なデッキだったと思うので、2勝1敗という成績には特に不満なし。
むしろカードパワーの低さとそれに伴う色主張の難しさのせいで必要なカードをピックしにくく、みんな苦しい戦いを強いられていた―――たとえばparkさんのデッキには《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》2枚が入らざるを得なかったり、ポルチャさんはタッチカラーの白のクリーチャーを入れざるを得なかったり―――状況下では頑張った方かも知れない。
そして優勝は卓上の白をほぼ独占し、白単デッキを組み上げたECDAさんでした。
 
感想等
普段はMagic Onlineでばかりドラフトをしてるので、久しぶりにオフラインのドラフトができて楽しかったですよ。
やはりわいわい話をしながらできるのは良いですなー。
 
今回のその他
・「レイザー(剃刀)」の2巻と4巻でドン・カッシーニが2度死んでることを確認
・みんなで「ライフを1,000払うことができる(ニヤリ)」「サレンダーするなら右右A」を連呼
・カード名:エネミーコントローラー/Enemy Controller
 マナコスト:(黒)(黒)(黒)
 カードタイプ:ソーサリー
 テキスト:あなたは3点のライフを支払うことができる。
 

インビテーショナル2007用デッキ案

マジック・インビテーショナルのオークション用デッキを考えたものの、投稿しない内に締め切りが過ぎてしまい、もったいないのでここで公開しちゃいます。
構築のルールは「基本土地を除き、アルファベットのA〜Zで始まるカードを各1種類ずつ入れる」こと。詳しくはMTG Todayさんの7月18日の記事を参照してください。
 

<クリーチャー:27枚>
2 Akroma, Angel of Fury
3 Balthor the Defiled
1 Cao Cao, Lord of Wei
1 Diaochan, Artful Beauty
1 Endrek Sahr, Master Breeder
1 Fumiko the Lowblood
1 Godo, Bandit Warlord
1 Infernal Kirin
3 Jaya Ballard, Task Mage
1 Kiku, Night's Flower
3 Lyzolda, the Blood Witch
3 Nezumi Graverobber / Nighteyes the Desecrator
1 Rorix Bladewing
1 Visara the Dreadful
1 Walking Dead
1 Xiahou Dun, the One-Eyed
1 Yuan Shao, the Indecisive
1 Zhang He, Wei General
 
<エンチャント&アーティファクト:7枚>
1 Honden of Infinite Rage
1 Oathkeeper, Takeno's Daisho
1 Quagmire
2 Sword of the Chosen
2 Tenza, Godo's Maul
 
<土地:26枚>
11 Swamp
12 Mountain
1 Mikokoro, Center of the Sea
1 Phyrexian Tower
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
 

 
構築ルールの関係で、全部英語で記述してます。不明なカードは WHISPER CARD DATABASE 等で検索してください。
 
デッキの解説っぽいもの
テーマは「伝説」。基本土地以外のほぼすべてのカードが伝説のパーマネントです。
残念ながら"Q"及び"W"で始まる伝説のパーマネントは存在しないので、「Legends」エキスパンションからのカードで代用しました。特に《Quagmire(LE)》は、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》の弱点を補うかもしれないナイスカードですよ!
 
デッキの勝ちパターンは、クリーチャーを《選ばれしものの剣/Sword of the Chosen(ST)》や《伍堂の大槌、天鎖/Tenza, Godo's Maul(CHK)》で強化してサイズで押し切るか、《汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiled(JUD)》で大量にリアニメイトして数で制圧するかのどちらかです。
 
ソーサリーやインスタントが入っていないため、除去能力を持つ《特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage(TSP)》や《血の魔女リゾルダ/Lyzolda, the Blood Witch(DIS)》は防御の要です。
また《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CHK)》は、重量級が多いこのデッキにおいて序盤に展開できる貴重なクリーチャーであり、《汚らわしき者バルソー》の能力起動前の相手墓地掃除に使うこともできます。
 
逆に言えば《ヤヤ・バラード》《リゾルダ》《鼠の墓荒らし》のいずれかを引けなければ序盤に瞬殺される可能性があるわけですが、「強さよりも面白さを」というのがオークションデッキに求められる点なので、そのあたりはご容赦して欲しいナーというところ。
ホラ、《魏公 曹操/Cao Cao, Lord of Wei(PTK)》や《籠絡の美女 貂蝉/Diaochan, Artful Beauty(PTK)》が釘バット(《伍堂の大槌、天鎖》)を振り回す姿を想像すると面白いだろう!?
 

群がりの庭デッキ

インセクター羽蛾を見てたら昆虫メインのデッキを組みたくなってきた。
というわけで今日は《群がりの庭/Swarmyard(TSP)》デッキですよ!覚悟しろよ!この蟲野郎!!
フォーマットはスタンダード。
 
デッキレシピ

<クリーチャー:27枚>
4《水辺の蜘蛛/Aquastrand Spider(DIS)》
4《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(10E)》
4《ナントゥーコのシャーマン/Nantuko Shaman(TSP)》
4《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(10E)》
4《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider(TSP)》
4《巨大埃バチ/Giant Dustwasp(PLC)》
1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab(RAV)》
2《這い集め虫/Gleancrawler(RAV)》
 
<インスタント:4枚>
4《化膿/Putrefy(RAV)》
 
アーティファクト:6枚>
4《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet(RAV)》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
 
<土地:23枚>
4《群がりの庭/Swarmyard(TSP)》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
13《森/Forest》
6《沼/Swamp》
 
※サイドボードなし。

ちなみにマナ発生源の総数が27枚と多めなのは、可能な限り《群がりの庭》を再生用に残しておくため。
 
デッキの解説っぽいもの
《群がりの庭》でクリーチャーを再生させ相手の攻撃を凌ぎながら、《巨大埃バチ》で空からピシピシ殴るか、あるいは決め手を引くまで待つのが基本戦略。運悪く《群がりの庭》を引けなくとも、場に出たときに仕事を半分終えている《貪欲なるネズミ》《ナントゥーコのシャーマン》や死んでもおかわりが出る《暗影の蜘蛛》をチャンプブロックに回すことで、しばらく粘ることができます。
 
決め手となるカードは《ロクソドンの戦槌》と《這い集め虫》。
《ロクソドンの戦槌》は「適当なクリーチャーに持たせて攻撃し、そのクリーチャーが死にそうになったら《群がりの庭》で再生」という行動を繰り返すだけで、対戦相手のブロッカーをなぎ倒しつつ大量のライフを稼ぐことができます。また、《ナントゥーコの鞘虫》+《暗影の蜘蛛》のコンボと組み合わせれば一瞬でゲームを終わらせることも可能。
《這い集め虫》は6マナ6/6トランプルという高スペックに加え、《貪欲なるネズミ》《ナントゥーコのシャーマン》《暗影の蜘蛛》との相性が良く、大きなカードアドバンテージを生み出し得るカード。盤面がこう着しても、これらのクリーチャーを墓地に送る手段があれば、アドバンテージ差で相手を圧殺できます。
 
《群がりの庭》のお陰でクリーチャーが死ににくかったり、《墓掘り甲のスカラベ》や《這い集め虫》で死んだクリーチャーが戻ってきたりするので、「ヒョヒョヒョ!これが俺の不死身の昆虫軍団だ〜!」という感覚を味わうことができるデッキです。羽蛾萌え族の方は是非使ってみてください。
あと、このデッキで《連続突撃/Relentless Assault(10E)》を撃たれて負けると幸せな気分になるかもしれない。ならないかもしれない。
 

ワイルドパンデモニウム

今日のデッキは「《ファイレクシアの魂喰らい/Phyrexian Soulgorger(CSP)》を使ってパンデモノート(パンドレッド)のようなデッキを組もう!」と試みた結果できたモノだよー。
フォーマットは第10版対応のスタンダード。
 
デッキレシピ

<クリーチャー:14枚>
3《避難の古木/Sheltering Ancient(CSP)》
2《ファイレクシアの魂喰らい/Phyrexian Soulgorger(CSP)》
4《放漫トカゲ/Imperiosaur(FUT)》
3《幽体の魔力/Spectral Force(TSP)》
2《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》
 
<ソーサリー:15枚>
4《不屈の自然/Rampant Growth(9ED)》
4《北方行/Into the North(CSP)》
4《調和/Harmonize(PLC)》
3《大竜巻/Savage Twister(GPT)》
 
<エンチャント:6枚>
3《伏魔殿/Pandemonium(TSB)》
3《野生のつがい/Wild Pair(PLC)》
 
<土地:25枚>
1《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》
16《冠雪の森/Snow-Covered Forest(CSP)》
8《冠雪の山/Snow-Covered Mountain(CSP)》
 
※サイドボードなし。

 
デッキの解説っぽいもの
オリジナルのパンデモノートは《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6E)》《直観/Intuition(TE)》という優秀なサーチカードを使って高速でコンボを完成させるタイプのデッキでしたが、当時に比べると現在はサーチカードもドローも軒並み重くなっているため、同様の構成は不可能。
そこで、同じく「クリーチャーが場に出たとき、そのパワー(とタフネス)を参照して何かする」カードである《野生のつがい》を入れて、《伏魔殿》か《野生のつがい》のどちらか一方を引けば機能するデッキにしてみました。《伏魔殿》と《野生のつがい》の相性が良く、両方出ていれば瞬殺が可能なのもポイント。
最悪どちらも引かなかった場合でも、《放漫トカゲ》《幽体の魔力》《ボガーダンのヘルカイト》は単体で機能するので、マナ加速からファッティを連打するデッキのように動くことができます。
 
《ファイレクシアの魂喰らい》を活かそうと思って作ったデッキなのに、肝心のコイツが2枚しか入ってないのは秘密だよ。
しかし、コイツといい《魂喰らいのオーグ/Soulgorger Orgg(JUD)》といい、"魂喰らい/Soulgorger"と名の付いたクリーチャーにマトモなヤツはいないな!俺はどっちも大好きだがな!!

ボーイデックアルティマス

完成したんだよ……ボーイ流が……。
 
デッキレシピ

<クリーチャー:12枚>
2《踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowler(DIS)》
2《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll(TSP)》
1《氷河跨ぎのワーム/Panglacial Wurm(CSP)》
4《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》
1《カー峠の災い魔/Scourge of Kher Ridges(FUT)》
2《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury(PLC)》
 
<ソーサリー&インスタント:22枚>
4《北方行/Into the North(CSP)》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm(10E)》
4《明日への探索/Search for Tomorrow(TSP)》
3《未開の狩り/Hunting Wilds(PLC)》
4《調和/Harmonize(PLC)》
2《分解/Disintegrate(TSB)》
3《大竜巻/Savage Twister(GPT)》
 
<土地:26枚>
1《暗黒の深部/Dark Depths(CSP)》
3《砂漠/Desert(TSB)》
1《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest(9ED)》
2《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》
1《高地の森林/Highland Weald(CSP)》
1《樹上の村/Treetop Village(10E)》
1《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment(10E)》
7《冠雪の森/Snow-Covered Forest(CSP)》
5《冠雪の山/Snow-Covered Mountain(CSP)》
 
※サイドボードなし。

 
フォーマットは第10版後のスタンダード。Magic Onlineではまだ第10版が発売されてないので、そっちで回す際は《樹上の村》と《ギトゥの宿営地》を別の土地に差し替えてます。
 
デッキの解説っぽいもの
前回FK陛下から頂いたコメントをもとに、お楽しみ要素を《ぬいぐるみ人形》にするとともに《憤怒の天使アクローマ》を投入。
この変更が大当たりで、《ぬいぐるみ人形》が出てる状態で《カー峠の災い魔》の能力を連続起動して対戦相手を破壊したり、カウンターを大量に抱えた青単デッキを《憤怒の天使アクローマ》で撲殺したりとやりたい放題だ!!
 
ちなみにMagic Onlineのカジュアルプレイルームでは《幽体の魔力》等のファッティが大ブームなので、まさに怪獣大決戦状態に突入することがしばしば。
《ボガーダンのヘルカイト》で《エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efrava(PLC)》を除去しつつ、《踏み吠えインドリク》とともに《魂の因縁/Spirit Loop(TSP)》が3枚付いた《幽体の魔力》をブロックしてこれを破壊。返しのターンで《憤怒の天使アクローマ》《踏み吠えインドリク》及び《未開の狩り》で3/3クリーチャーになった《森》2枚でアタック、という展開をしたときは脳がダメになりそうだったよ!いい意味で!!
 
とりあえず前回のデッキよりはスムーズに動き、なおかつ使ってて面白いので、頭をカラッポにしてマジックを楽しみたいときにお薦め。
わざわざこのデッキをコピーする人がいるとは思えんが、な!!
ゲハハハハハ!!!
 

アイスエイジブロックドラフト

アイスエイジ(Ice Age/ICE)アライアンス(Alliances/ALL)のブースターパックを入手したので、所属してるゲームサークルでアイスエイジブロックのドラフトを開催したよ。
以下、そのレポートをば。
 

使用カードセット
アイスエイジ、アライアンス、コールドスナップの3パックを使用。
ちなみに、アイスエイジとアライアンスはリミテッドのバランスがほとんど考慮されていないセットである*1こと、アライアンスのパックには12枚しかカードが入っていないことから、最初からカオスドラフトになる予感が満々だったと言わざるを得ない!
 

参加者・席順・使用した色
私の対面から順に

  1. The「TY」氏:緑白タッチ赤(《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics(ALL)》)
  2. halfway氏:白青黒(白メイン)
  3. Melito氏:赤黒タッチ白青(サイドボード後に青が抜けたとのこと)
  4. ゴンザレス氏:緑青黒(緑メイン)
  5. 祖弩者(私):黒青
  6. やまにゃ氏:黒赤
  7. park氏:緑白タッチ青(《命令の光/Ray of Command(ICE)》)
  8. 事実上の王(FK)陛下:赤黒(《Lava Burst(ICE)》入り)

8人中黒が6人という混戦でしたが、赤黒が強いと思われる環境で、卓上に《火葬/Incinerate(ICE)》が出ず《Lava Burst(ICE)》も1枚しかなかった状況では当然の結果かも、というところ。
 

私のピック
※参考:MTG Wiki カード個別評価:アイスエイジブロック
 

アイスエイジ初手、《深淵の死霊/Abyssal Specter(ICE)》と《Orcish Cannoneers(ICE)》で悩み、汎用性の高い方ということで除去兼フィニッシャーの《Orcish Cannoneers》を選択。しかしその後赤の有力なカードが一切流れて来なかったので、結果としては無駄ピックに。
2手目は《霊魂焼却/Soul Burn(ICE)》。色の制約はあるものの、X点火力なのでピック。他の候補は《命令の光/Ray of Command(ICE)》くらい。
3手目に《Dreams of the Dead(ICE)》が取れたので、黒青で《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat(CSP)》等を使いまわすデッキを視野に入れる。結局クリーチャーが足りなくて入らなかったけどな!
4手目、究極飛行生物の《風鳴りの精/Sibilant Spirit(ICE)》が流れて来たので即取り。5手目は《命令の光/Ray of Command(ICE)》。
その後、アイスエイジのクリーチャーにしてはサイズの大きい《Lim-Dul's Cohort (ICE)》、青黒2色土地の《River Delta(ICE)》、キャントリップ(スロートリップ)の《Infuse(ICE)》、マナ加速の《Jeweled Amulet (ICE)》などをピックして1パック目終了。この時点でクリーチャーを4枚しかピックしていなかった(内1枚は色的に入る見込みのない《Orcish Cannoneers》)ので、アライアンス以降は生物重視で行こうと決心。
 

しかしアライアンスも一部を除きクリーチャーの質は低いわけで、卓上に黒が6人もいたせいもあり、まともな生物がほとんど回ってこない。その代わり《Stench of Decay(ALL)》と《Fetal Lore(ALL)》を2枚ずつ取れたので、開き直って《Lim-Dul's Vault(ALL)》と《Soldevi Excavations(ALL)》をピックし、除去で耐えつつクリーチャーを無理矢理引っ張ってくるデッキを組むことに。
他に確保できたカードは《ヴィセリッドの徒食者/Viscerid Drone(ALL)》《Benthic Explorers (ALL)》等。
ちなみにパックから《Bestial Fury(ALL)》《Gorilla war Cry(ALL)》《Primitive Justice(ALL)》が大量に出てきたため、みんなゲンナリして「ゴリラはもういいよ!」を連呼。
 

そして最終パックのコールドスナップ。今までの2パックに比べてクリーチャーがまともなので、卓上の各所から「コールドスナップ強えー!コールドスナップ強えー!」の声が。でも冷静に考えると、コールドスナップが強いんじゃなくてアイスエイジとアライアンスが酷すぎたという罠!
私は初手《アダーカーの風精/Adarkar Windform(CSP)》、2手目《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat(CSP)》から《クロヴの腐敗/Krovikan Rot(CSP)》2枚、《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》、《凍結/Frozen Solid(CSP)》、《臆病なグール/Gutless Ghoul(CSP)》等をピックし、何とかデッキを形にすることができました。
 

使用したデッキ

<クリーチャー:10枚>
《ヴィセリッドの徒食者/Viscerid Drone(ALL)》
《クロヴの霧/Krovikan Mist(CSP)》
《Lim-Dul's Cohort (ICE)》
《穴掘り蟲/Mole Worms(ICE)》
《臆病なグール/Gutless Ghoul(CSP)》
《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
《Benthic Explorers (ALL)》
《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat(CSP)》
《アダーカーの風精/Adarkar Windform(CSP)》
《風鳴りの精/Sibilant Spirit(ICE)》
 

<その他の呪文:12枚>
《Jeweled Amulet (ICE)》
《Lim-Dul's Vault(ALL)》
《Infuse(ICE)》
《凍結/Frozen Solid(CSP)》
《Stench of Decay(ALL)》2枚
《クロヴの腐敗/Krovikan Rot(CSP)》2枚
《命令の光/Ray of Command(ICE)》
《Fetal Lore(ALL)》2枚
《霊魂焼却/Soul Burn(ICE)》
 

<土地:18枚>
《River Delta(ICE)》
《Soldevi Excavations(ALL)》
《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CSP)》
《沼/Swamp》8枚
《島/Island》7枚
 

除去が豊富な反面、攻撃は完全に《アダーカーの風精》《風鳴りの精》《霊魂焼却》頼りのデッキ。
後述のレポートのとおり今回は引きが上手くかみ合ったから良かったものの、デッキパワーはかなり低いです。
 

試合の簡易レポート
●1マッチ目:VS ゴンザレス氏  勝勝
《Fyndhorn Elves(ICE)》と《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CSP)》2枚でマナ加速し、《ファイレクシアの雪潰し/Phyrexian Snowcrusher(CSP)》や《Illusionary Presence(ICE)》+《彼方からの雄叫び/Howl from Beyond(ICE)》でフィニッシュするデッキ。
 

・1戦目
ゴンザ氏が《Fyndhorn Elves》と《ボリアルのドルイド》を並べたところで《Stench of Decay》。そしてブロッカーとして《ファイレクシアの鉄足》を出すという良い立ち上がり。
《猿人の喧嘩屋/Simian Brawler(CSP)》等を展開されるも、《Fetal Lore》で除去し地上を膠着させる。そうしている内に《アダーカーの風精》を引き、そのまま空からビートダウンしました。
ちなみに《アダーカーの風精》をプレイした次のターンのゴンザ氏のドローは《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》だったそうで、運にも恵まれての勝利。
 

・2戦目
《ボリアルのドルイド》、《Soldevi Sentry(ALL)》という立ち上がりのゴンザ氏に対し、またも《Stench of Decay》。
その後、ゴンザ氏が色事故でパーマネントを展開できずにいた間に、《風鳴りの精》で空からビートダウン。
 

2戦とも早々にエルフを除去できたことが勝因かなーと。
 

●2マッチ目:VS 事実上の王陛下  勝負勝
《Wall of Shields(ICE)》、《オーランのイエティ/Ohran Yeti(CSP)》3枚、《大いなる石の精/Greater Stone Spirit(CSP)》、《恐怖症の幻/Phobian Phantasm(CSP)》等の強力なクリーチャー陣に加え、《Ritual of the Machine(ALL)》、《ゲリラ戦術》、《うねる炎/Surging Flame(CSP)》等の充実した除去、そして環境最強のX点火力《Lava Burst》を擁するヤケクソのように強いデッキ。
 

・1戦目
王の展開するクリーチャーたちを《ヴィセリッドの徒食者》、《クロヴの腐敗》2枚、《Stench of Decay》、《Fetal Lore》で凌ぎつつ、《クロヴの霧》等でちまちまとダメージを与え、《霊魂焼却》をトップデッキして勝利。
 

・2戦目
《Stench of Decay》で《剣歯虎/Sabretooth Tiger(ICE)》等のクリーチャー2体を同時に除去し、その後出された《Phyrexian Devourer(ALL)》も《命令の光》+《臆病なグール》のコンボで撃破するというナイスな立ち上がり。
しかし調子が良かったのはここまでで、その後《バルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbarians(ICE)》、《オーランのイエティ》2体、《恐怖症の幻》のパワー3軍団を矢継ぎ早に展開され大ピンチ。苦し紛れに《Fetal Lore》を撃つも、当然「クリーチャーは破壊されず、こちら3ドロー」を選択され、そのまま圧殺されました。
 

・3戦目
序盤は《Stench of Decay》2枚と《ファイレクシアの鉄足》や《凍結》で王の猛攻を防いだものの、更に《オーランのイエティ》、《大いなる石の精》、《Phyrexian Devourer》を出され、例によって大ピンチ。
しかしそこから《Fetal Lore》2枚、《風鳴りの精》という詐欺みたいなトップデッキを連射して何とか挽回。王の《恐怖症の幻》との殴り合いになる。
そして、《Fatal Lore》2回で6枚、《風鳴りの精》の3回のアタックで3枚、計9枚王にドローされたにも関わらず《Lava Burst》も《Ritual of the Machine》も引かれず、更に次のターンに確実に敗北するという状態で《霊魂焼却》、という完全な運ゲーで勝利。
 

やった側が言うのもナニだけれども、ここまで運ゲーだと ほんとうに ひどい。
 

●3マッチ目:VS halfway氏  勝勝
《キイェルドーの先導/Kjeldoran Outrider(CSP)》2枚、《またたくスピリット/Blinking Spirit(ICE)》、《Kjeldoran Escort(ALL)》2枚、《キイェルドーの本拠守護兵/Kjeldoran Home Guard(ALL)》等で地上をガッチリ固め、《Silver Erne(ICE)》、《キイェルドーの飛空隊長/Kjeldoran Skycaptain(ICE)》、《Ivory Gargoyle(ALL)》等で空からビートダウンしたり、《陸軍元帥/Field Marshal(CSP)》や《キイェルドーのときの声/Kjeldoran War Cry(CSP)》で反撃に出たりするデッキ。
 

・1戦目
《Lim-Dul's Vault》で《アダーカーの風精》を引っ張ってきて、こちら《アダーカーの風精》&《クロヴの霧》 対 halfway氏《ドレルナック/Drelnoch(CSP)》&《Kjeldoran Escort》の軸をずらした殴り合いに持ち込む。
halfway氏の追加のクリーチャーは《クロヴの腐敗》等で破壊し、最後の攻撃を《Stench of Decay》で軽減して勝利。
 

・2戦目
《ファイレクシアの鉄足》《Benthic Explorers》《テヴェシュ・ザットの信奉者》で地上を止めたうえ、《Lim-Dul's Vault》で《風鳴りの精》を引っ張って来る。
そしてhalfway氏の展開した飛行クリーチャーを《クロヴの腐敗》2枚で次々に除去し、そのまま空からビートダウン。
 

halfway氏のデッキのクリーチャーの大半、特に飛行クリーチャーはすべてがパワー2以下なので《クロヴの腐敗》が的確に突き刺さり、また、こちらのアタッカーは飛行持ちで、halfway氏の擁する優秀な地上ブロッカーを無視できたということで、デッキパワー的には負けていたけど相性で勝てた感じでした。
 

簡単なまとめ
何かほぼ運だけで3勝してもうた。
 

今回はパックから出たX点火力の数が少なかったこともあり、カジュアルなドラフトとしては非常に楽しかったですよ。お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
コールドスナップのパックは山ほど余ってるので、アイスエイジ&アライアンスのパックが手に入ったらまたやりたいですなー。
 

*1:たとえば、アイスエイジのコモンにX点火力が3種類あったり、現在に比べてクリーチャーの質が低かったり、そのくせバンド能力が存在するせいで攻撃が異様に通りづらかったり。